1人暮らし初心者
家事をざっくり分けると、炊事・洗濯・そうじの3種類。
洗剤の詰め替えなど細かい作業をふくめたら、家事は無数にあります。
オウチーノ総研の 20~39歳の単身世帯の男女にに家事に関するアンケート調査 によると仕事と家事を両立できていると答えたのはわずか22.1%でした。
✅家事が面倒だと答えた「上位3つの理由」に思わず納得!
- 仕事で疲れているから 39.2%
- 家事をする時間がないから 26.1%
- 自宅だとだらけてしまうから 13.7%
今日は家事ができないと困っている人に仕事と家事を両立する方法を紹介します。
結論としては家事の優先順位を決めて、どこまで自分でやるかを決めるだけ。
この記事を読むことで、今より快適な暮らしに一歩近づけますよ。
もくじ
家事とは?
家事は「落としどころ」を決めるとラクになる
家事は快適に暮らすために必要なもので、大まかに分類すると3つあります。
掃除 | 整理整頓、ゴミ捨て、掃除機がけ、床拭きなど |
炊事 | 買い物、調理、食後の片づけ |
洗濯 | 洗濯する、干す、たたむ、収納する |
家事の優先順位を決めよう
家事は優先順位を変えるだけでラクになる?!
掃除、炊事、洗濯を滞りなくこなしたくても忙しい人には時間が足りません。
「自炊しないと!」「部屋を片づけないと!」と考えだけがグルグル回り出すと最悪です。
気になるけど動けなくて、時間だけが過ぎていきます。もやもやした気持ちになるからストレスと疲れを感じたりもします。
こうなったら開き直って「やる家事」「やらない家事」をサクッと決めてみませんか?
忙しい人の家事の優先順位は?
- 洗濯
- そうじ(整理整頓、掃除機がけ、ゴミ出しなど)
- 炊事(自炊)
とにかく時間がない人は洗濯を最優先しましょう!
働き方によって洗濯できる時間はまちまちですが、朝起きてすぐ・帰宅後すぐ・シャワーを浴びる直前など最適なタイミングを見つけましょう。
私は残業が多かったころ、帰宅後すぐに洗濯をして干すまでの時間に夕食をとっていました。
洗濯が苦手な人は洗濯が劇的にラクになる方法【10選】の好きな項目だけでも参考にしてください。
次に取り組みたいのはそうじ【最小限でOK】
気になる場所の掃除機がけ。すぐに使えるコードレス掃除機は便利!
ものが増えて部屋が乱れてくると時間とお金が足りなくなります。
判断力が落ちてよく分からないものにお金を使ったり、探しものに時間をかけるからです。
次の3つに気をつけると部屋がスッキリして快適になります。
①なるべく床にものを置かない
②こまめにゴミ出しをする
③掃除機をかける
ゆきち
家事の鉄則「●●をためない」
面倒なことほど後回しにしたくなる気持ちはわかります。
すべての家事をする必要はないので目に見えて溜まるものだけ片づけていきましょう。
ここでは必要最低限の家事を3つ紹介します。
洗濯物をためない
洗濯物を溜めても何も良いことはない。
明日の朝に着ていく服がないのは最悪です。
こまめに洗濯して、洗濯物を溜めないように心がけましょう。
帰宅と同時に洗濯機をセットするなど家事ルーティンにするのも良いと思います。
洗濯物はまとめて洗って水道や電気代の節約するよりも、少量でも毎日洗濯している方が快適に暮らせますよ。
ごみをためない
「ペットボトルの置きっぱなしがきっかけに…」と汚部屋の始まりを語る女性。
どこに何があるかわからないのは、時間とお金の浪費につながります。
ものが増えると、よく分からないものにお金や時間を使うからです。
とは言うものの、どこから手をつけたら良いのか分からないときもあるでしょう。
そんなときは明らかにゴミと分かるものだけ、少しずつ分別してゴミ袋に入れましょう。
1日5分、10分と時間と場所を限定して断捨離する習慣が部屋を快適にします。
ほこりをためない
クイックルハンディは軽くなでるだけでほこりを吸着してくれる
ほこりが目立つと片づいている部屋でさえ不潔感がただよいます。
テレビやWi-Fiルーターなど、とくに電化製品は静電気でほこりを引き寄せます。
気になるほこりはクイックルハンディやドライタイプのシートで拭いましょう。
ゆきち
家事ルーティンを決める
家事を日常生活に組み込むために家事ルーティンが効果的です。
帰宅後に洗濯機をセットするなど、行動するタイミングが決まっていると動きやすいからです。
とは言え、今までにない習慣ですから、家事ルーティンが多いと計画倒れになりがち。
まずは短時間で終わるついで家事など、カンタンだけど効果が高いものを3~5つくらいに絞ってみましょう。
✅下記5つは意外と簡単で効果があります。
・郵便物はすぐに開封する
・レシートは財布から出しておく
・帰宅後すぐに洗濯する
・1日10分は断捨離タイム
・出かける時にお掃除ロボット起動
ゆきち
ついで家事
家事をする時間がとれない人は日常生活の往復の動作に「ついで家事」を組み込みましょう。
キレイ好きな人はほぼ無意識に「ついで家事」ができています(まちがいない事実)
ここでは部屋・洗面台・トイレの「ついで家事」を紹介します。
快適な部屋をキープする「ついで家事」
片づけ上手な人は往復の動作を意識している?!
使ったものを定位置に戻す、ごみを毎日まとめるだけで部屋が整います。
ほこりが気になる場所はクイックルハンディを使い、床に落ちた髪の毛やほこりは掃除機で吸わせましょう。
洗面台を快適にする「ついで家事」
水が飛び散った洗面台、気になりますか?
顔を洗った後の洗面台は水しぶきがついてキレイとは言えません。
水しぶきが気になるときは、いま使ったタオルでサクッと拭いちゃいましょう。
私は鏡も拭いてます。わずか数秒で終わり洗剤も必要ありません。
トイレを快適にする「ついで家事」
トイレは使ったついでに「プチそうじ」をするとラクチンです。
時間がかかるから面倒くさい。ならば数分で終わる作業に分解していませんか?
- 便器だけ洗う
- 専用シートでタンクまわりと便座をふく
- 専用シートで床をふく
ゆきち
トイレそうじの回数を減らしたい人にはブルーレット
トイレで水を流すたびに洗浄と汚れ防止のコーティングまでやってくれる優れもの。ドラッグストアで安く売ってるので試してみてください。
流せるトイレブラシは神アイテムだよ
ちょっと割高な商品だけど、トイレ掃除のハードルを劇的に下げてくれます。
掃除を終えてトイレブラシを流すときに「トイレ掃除したぞ!」と達成感を味わうことができますよ。
とにかく家事の負担を減らしたい人へ
そもそも家事をする体力が残ってない人は自宅の環境を変えた方がはやいです。
家事の負担を減らす工夫を少しずつ取り入れていきましょう。
少ないもので暮らす
ものが増えるほど手間と管理に時間がかかるようになります。
贅沢していないのにお金が貯まらない人や、なぜか忙しくなってしまう人は「どこに何がどれだけ有るか?」を把握できていません。
そんなときは新しい収納グッズを買うよりも、必要ないものを少しずつ手放していきましょう。
家事の「落としどころ」を決める
家事は完璧をめざすと時間がかかってしまいます。
たとえば。ピカピカの床にゴミ1つ落ちていない状態をめざすと、毎日の掃除機がけと床拭きが必要になるでしょう。
完成度を下げて「床に髪の毛が落ちていない状態」だと掃除機がけで終わります。
あなたの家事に「落としどころ」はありますか?
- 洗濯物はためないようにしている
- 掃除機は使うけど、拭き掃除はさぼりがちだ
- 買物にかける時間を短くしている
- 自炊できない日があってもOK!
- 整理整頓を心がけている
ゆきち
1人暮らし初心者
どこに置くの?【●●の近くがおすすめ!】
使ったものを元の場所に置くのが面倒なときは「置き場所」を見直しましょう。
結論はシンプル!使いたい場所の近くに配置がおすすめです。
洗濯機の近くに洗濯洗剤や柔軟剤を置く
洗濯物、洗濯機、洗剤や柔軟剤が手の届く範囲にある状態。面倒な家事も近くに道具がそろっていれば行動しやすくなります。
洗濯物を干す姿勢が辛い人はタオルハンガーを使ってみてください。くわしくは洗濯が劇的にラクになる方法【10選】で紹介しています。
ガスコンロの下に油やフライパンを収納。すぐに使えるからラクだ。
ゆきち
1人暮らし初心者
便利アイテムを使う
食洗機を使って「食器を洗わなくていい幸せ」をかみしめよう。
家事の負担を軽くしてくれる家電。たとえばロボット掃除機、ドラム式洗濯機、食洗機を使う人が増えています。
意外ですが毎日やっている家事の負担が軽くなると、出費が減ったりします(ストレスによる出費が減るからです)
実際に私が使って感動したのは食洗機。食後の過ごし方が変わり、食事の準備をするのも楽しくなりました。
せまいキッチンでも工夫次第で食洗機を置くことができます。くわしくは一人暮らしで食洗機を使うのはアリですか?をご覧ください。
お金で時間を買う
時間がない人、家事が苦手な人ほど、お金で時間を買ってください。
お金で時間を買うと言えば、ドラム式洗濯機・ロボット掃除機・食洗機を使うだけではありません。
少ない費用で時間を節約することは十分に可能です。
たとえば。
- 「底値買い」にこだわらない
- 単発で試せる宅配の冷凍弁当を利用する
- 自炊しなくても節約できる方法を採用する
ゆきち
まとめ:仕事と家事は工夫次第で両立できる
ここまで仕事と家事を両立する方法を紹介しました。
完璧に家事をするのは無理があります。時間がいくらあっても足りないからです。
この記事で紹介した5つの方法は次のとおり。
- 家事の優先順位を決める
- 洗濯物、ごみ、ほこりをためない
- 洗濯するタイミングなど家事ルーティンを作る
- いつもの行動に「ついで家事」を組み込む
- 家事の負担が少なくなる環境を作る
ゆきち