1人暮らし初心者
毛玉は洗濯や普段のなにげない行動で起きる「服の生地がこすれること」でできます。
おしゃれに着こなしていても、メイクをばっちり決めていても、着ている服に毛玉があるとちょっと残念な感じになりますよね。
今回はそんな毛玉から解放されたい人へ、毛玉ができる原因と洗濯で毛玉を作らない方法【5つある】を紹介します。
できてしまった毛玉の取り方も記事にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
①なぜ毛玉ができるの?
毛玉ができる原因は「生地が擦れて起こる摩擦」です。
摩擦によって繊維が毛羽立ち、その毛羽が束になって絡み合って毛玉になります。
毛玉ができる原因は洗濯と普段のなにげない行動なので、毛玉を完全に防ぐことはできません。
どんなときに毛玉ができるの?
- 洗濯しているとき
- 歩いているとき
- 服を着たり脱いだりするとき
- リュックを背負う(背中部分に毛玉ができる)
- カバンを肩にかける(肩の部分に毛玉ができる)
- クローゼットやタンスに服を収納するとき
▷いますぐ毛玉を取りたい!毛玉ができたときの対処法は?【2つある】
洗濯で毛玉を防ぐ方法とは?【5つある】
洗濯機は底にあるバルセーターが水流を起こして、衣類をかき回して洗います。
洗濯機を使うと衣類同士がこすれて摩擦が起きるので、毛玉ができやすくなるのです。
ここでは洗濯で毛玉を防ぐ方法を5つ紹介します。
①裏返して洗濯する
服を裏返して洗濯すると、ほかの洗濯物と絡まってできる毛玉を防げます。
外に洗濯物を干す場合、服を裏返すことで日焼けによる色褪せもなくなります。
②洗濯ネットを使う
洗濯中は激しい水流で衣類同士がぶつかって汚れを落とします。
想像以上に強い力を洗濯物にかけているので、毛玉ができやすい状態に…
洗濯ネットを使うことで、洗濯による服のダメージが少なくなります。
手洗いしなくても良い便利アイテム
ニットやおしゃれ着を手洗いするのがめんどうな方にはサボるんおしゃれ着ネットボックスが便利です。
マシュマロのような生地で作られたボックスタイプの洗濯ネットなので、洗濯機でもやさしく洗えて毛玉の心配もありません。
ニットの型崩れが気になる人へ
ニットやセーターは洗濯後にハンガーで干すと、ぬれた服の重みで袖や裾が伸びてしまいます。
この平干しネットは洗濯物が飛ばないようにズレ防止バンドも付いているので、さおに引っ掛けて陰干しにしても良いですね。
使わないときはコンパクトに折りたためるので収納にも困りません。
③柔軟剤を使う
柔軟剤を使うと静電気による毛羽立ちや毛玉を防ぐことができます。
最近では消臭効果が高いものや、レノア オードリュクス マインドフルネスシリーズのように生活の質をあげてくれる香りの柔軟剤もあります。
柔軟剤の香りが苦手な方や、お仕事で香りの強い柔軟剤が禁止されている方は無香料の柔軟剤をお試しください。
④「手洗い」または「おしゃれ着コース」で洗う
洗濯機の標準コースは強い水流と衣類同士のぶつかりによって汚れが落ちます。
もう…毛玉ができやすい環境になってしまうわけです。
大切な服を長持ちさせたい場合は、手洗いにするか、洗濯機のおしゃれ着コースを使ってみましょう。
洗濯による摩擦を減らすことで毛玉を防いでくれます。
⑤おしゃれ着用の洗濯洗剤を使う
おしゃれ着洗剤はデリケートな衣類や型崩れを防ぎたい衣類をやさしく洗いあげます。
通常の洗濯洗剤よりも毛玉ができにくく、 手洗いやおしゃれ着コースのときに使うのがおすすめです。
私は手洗いが面倒なので、洗濯ネットに入れておしゃれ着コースで洗うようにしています。
洗濯以外で毛玉を防ぐ方法
歩いているとき、服を着たり脱いだりするとき等、普段のなにげない行動で毛玉ができてしまいます。
ここでは洗濯以外で毛玉を防ぐ方法を2つ紹介します。
①連日の着用をさける
毛玉は衣類の生地が擦れることによって起こります。
大切に着たいコートや長く着たい洋服は、連日の着用をさけた方が良さそうです。
②こまめにブラッシングする
衣類をやさしくブラッシングすることで、生地の繊維がととのって毛玉ができるのを防いでくれます。
できてしまった毛玉もブラッシングで取れるので、毛玉取りブラシを1つ持っておくと便利ですよ。
毛玉の取る方法【2つある】
どんなに洗濯するときに気をつけても、完全に毛玉を防ぐことはできません。
毛玉はカンタンにとることができるので、毛玉取り器や毛玉取りブラシを持っておきましょう。
①毛玉取り器
毛玉取り器は内臓するカッターで毛玉を切り取ります。
できてしまった毛玉を短時間でとれるですが、毛玉取り器のタイプによって生地を傷める恐れがあります。
毛玉取り器を購入するときは、生地に合わせて高さや刃の回転スピードを調節できるものを選ぶとまちがいありません。
持ちやすくて疲れない、ある程度ヘッド部分が大きくて短時間で毛玉がとれる等、使いやすさも考慮しておきましょう。
②毛玉取りブラシ
毛玉取りブラシは衣類の繊維をととのえてくれるので、毛玉ができにくくなります。
おすすめは猪や馬の毛で作られたやわらかいブラシ。生地を傷めずに優しく毛玉がとれます。
毛玉取りブラシは、電動タイプの毛玉取り器より毛玉をとるのに時間がかかりますが、毛玉をできにくくする働きがあります。
服を長持ちさせたい人は毛玉取りブラシも持っておいた方が良さそうです。
まとめ:洗濯で毛玉を減らすことはできる
ここまで毛玉ができる原因や、洗濯で毛玉だらけにならない方法を紹介しました。
洗濯や普段のなにげない行動で起きる「服の生地がこすれる」ことが原因で毛玉ができます。
完全に毛玉を防ぐことはできませんが、できてしまった毛玉はブラッシングや毛玉取り器でけカンタンに取れることが分かりました。
お気に入りの洋服にたくさん毛玉ができてしまっても、処分する必要はありません。
毛玉を防ぐ方法と毛玉を取り方が分かれば服は長持ちするのでご安心くださいね。