1人暮らし初心者
これって原因があるのかな?
自炊が続かない理由の1つに「料理のレパートリーが増えないから」があります。
レシピを見て料理を作っても、残った食材や調味料が使えなくて「自炊は時間がかかるし、食費も安くならない」なんて思ったことはありませんか?
1人暮らし初心者
料理のレパートリーを増やすのは簡単じゃないけれど、身につけると食費だけでなく時間も節約できるようになります。
そこで今日は忙しくて料理する機会が少ない人も実現可能な短期間で料理のレパートリーを増やす5つの方法を紹介します。
ゆきち
もくじ
料理のレパートリーが増えない理由とは?
まずは私の失敗談。料理しているのにレパートリーが少なかったことを話します。
私は16歳~32歳まで調理のアルバイトをしていました。平均すると週に1~2回ですが、レストラン、カフェ、居酒屋で料理を作っていたのです(スタッフの食事、モーニングセット、炒め物、煮物、オーブン料理、シェークやソルベ、パフェなど)
ところが一人暮らしで自炊してみると、意外と料理のレパートリーが少なくて、せっかく買った食材や調味料をムダにする始末(笑)
今なら分かるのですが、私は料理はするけれど応用とか横展開ができていない、やっつけ仕事だからレパートリーが増えなかったんですよね。
ゆきち
自炊料理のレパートリーを増やす方法【5選】
レシピを見ながら料理するだけでは、なかなか料理のレパートリーは増えません。
たとえば10個のレシピで料理を作って、10種類しか料理が作れないのは効率が悪すぎます。
そこで短期間で効率よく料理のレパートリーを増やす方法を5つ紹介します。
①料理を3つに分解して考える
料理は「食材」「調味料」「調理方法」の3つで成り立っています。
レシピを見るとき、料理するときに着目してほしいことがあります。
- どんな食材を使っているか?(肉、魚、野菜、豆腐など)
- どんな味つけ?(和風・洋風・中華風など)
- どんな調理法?(焼く、炒める、揚げ焼き、蒸す、茹でるなど)
この3つを意識するだけで、作りやすいレシピが反射的にわかるし、料理のレパートリーも爆速で増えていきます。
外食も「どんな食材でどうやって調理されているか?」を想像できたら自炊のヒントになるんですよね。
なぜ美味しいのか、どこを改善したら自分好みの味になるかを言語化できたら最強です。
外食を自炊のヒントにする方法
1人暮らし初心者
牛こま切れ肉を使えば、牛肉炒飯も節約レシピになるんじゃないかな。
ゆきち
②食べたいものを作る
フォーディズ株式会社が行った「一人暮らしにおける食生活の意識・実態調査」によると食生活で最優先にしていることは「美味しいものを食べる」だったそうです。
料理のレパートリーを増やす確実な方法は「料理する」です。
自分で食事を用意する場合、手間と時間がかかります。とくに料理に慣れるまでは「作ってみたい」「食べてみたい」そんな気持ちを大切にして料理していきましょう。
美容と健康に良い理想的な食事は、料理に慣れてからでもおそくありません。
③作りやすいレシピを見つけるコツ【3つある】
作ってみたい料理はあるけれど、レシピが多すぎて迷いませんか?
✅カンタンで作りやすいレシピには共通点があります。
- 食材が少ない
- 調味料が少ない、配合率がシンプル
- 調理方法がシンプル
料理は食材×調味料×調理方法の3つを組み合わせたものです。
作ってみたい料理があれば、レシピで使う①食材の数、②調味料の種類と配合比率、③調理方法をチェックしましょう。
レシピを選ぶときに調理時間を目安にする方法もありますが、料理が完成するプロセスを見た方が良いと思います。
たとえばカレーは調理に時間がかかりますが、①食材を切って②炒めて③煮込んでルーを入れて更に煮込むプロセスが少ない料理です。
短時間で作る料理が「作りやすい料理」とは限りません。自炊に慣れるまでは「料理の手順が少ないレシピ」から作ってみましょう。
1人暮らし初心者
これから自炊する人へ 最小限そろえたい調味料【9選】
- さとう
- しお
- こしょう
- しょうゆ
- 酒
- みりん
- ケチャップ
- マヨネーズ
- ソース
1人暮らし初心者
④はじめはレシピ通りに作る
めっちゃ大事なことですが、はじめて作る料理はレシピ通りに忠実に作りましょう。
あまり料理をしない人ほど不思議なアレンジをして、食材や調味料をムダにします(私も失敗したことあるし、アレンジしたい気持ちはわかります)
とくに、いろんな人が作って美味しかったと口コミが多いレシピはレシピ通りに作ってみましょう。
たとえば県人うちの基本♡広島風お好み焼きは人気のレシピでつくれぽ738件。我が家でも何度か作りましたが、材料をきちんと測って手順通りに作ったら美味しかったですよ。
自炊するときの必須アイテム【デジタルスケール】
デジタルスケールは2kgまで測れるものが使いやすいです。さらに「0表示機能」があれば追加したものだけ測ることができます。
ゆきち
1人暮らし初心者
⑤料理のレパートリーを増やす考え方とは?
料理は食材×調味料×調理方法の3つを組み合わせたものです。
レパートリーを増やすには、食材・調味料・調理法を横展開していきます。
1人暮らし初心者
食材を増やす
まずは食材1つの料理に慣れよう。
まずは作りやすい食材1つの料理からはじめて、少しずつ食材を増やした料理に挑戦します。
食材によっては下ごしらえが必要なので面倒に感じるかもしれません。
でも。たった1度の調理で多くの食材をとるのは効率が良いです。栄養バランスもととのってきます。
面倒くさいからこそ、1度の調理でいろいろと食べるようにしていきましょう。
たとえばハンバーグを作るときに玉ねぎを使う人は、みじん切りしたピーマンや人参を少し加えてみましょう。
ピーマンの苦みと人参のいろどりが食欲を刺激して、さらに美味しいハンバーグになります。
ゆきち
具だくさんなみそ汁やスープも良いね。
①食材を変えてみる【照り焼き味で考えたよ】
照り焼きだれなど、あわせ調味料は覚えておいて損はない
しょうゆ、酒、みりんで作る照り焼きのたれ。
レシピ本によって配合がちがってきますが、しょうゆ、酒、みりんを同じ割合で作った照り焼きのたれは色んな食材に使えます。
たとえばブリの照り焼き、チキンステーキ照焼味、こんにゃくの甘辛炒め、照り焼きハンバーグなど。
実際に作って食べてみて「あまさが足りないときは砂糖を追加する」「塩辛く感じたらしょうゆを減らす」など調整したら良し(笑)
私は照り焼きだれで何度も料理していますが、味が大きく外れることはありませんでした。
ゆきち
海老や鶏むね肉など淡白な食材にはケチャップ+マヨネーズかな。
②味つけを変えてみる【ひき肉料理で考えたよ】
食費を節約したい人はひき肉を使いこなそう。
ひき肉は野菜と相性が良く、フライパンで作るひき肉料理は短時間で作れるものが多いです。
たとえばキーマカレー、ミートソース、タコライス、そぼろ丼など。同じ食材でいろんな味つけをできたら最強!
とくにおすすめしたいのは常備菜の肉そぼろ。私は焼きめしや自家製ピザにも使っています。
常備菜の肉そぼろは一人暮らしの人はレシピの半量で作ると良いと思います。
ゆきち
③調理法を変えてみる【鶏むね肉で考えたよ】
鶏むね肉は安くて低脂肪で高たんぱく。ぜひ使いこなしたい食材である。
食費を節約したい人は鶏むね肉を使いこなせるようになりましょう。
唐揚げ、炒め物、鶏南蛮、鶏ハムなどレシピを検索すれば、どれを作れば良いのか迷うほどあります。
鶏むね肉の弱点は、鶏もも肉や鶏ささみ肉とくらべると食感がパサパサしていること。
片栗粉や薄力粉でころもを付けたり、ゆでることで鶏むね肉のパサつき感がましになりますよ。
おすすめのレシピ本
普段づかいの食材(豚こま肉、ひき肉、鶏肉全般など)を使った短時間で完成するレシピが満載です。
同じ食材でも調味料と調理方法でここまで違ってくるのかと、料理に興味が持てるようになります。
まとめ:なんとなく料理するとレパートリーは増えない
ここまで短期間で料理のレパートリーを増やす方法を5つ紹介しました。
ぜひ試してほしいのは「料理を分解して考える」です。
外食するとき、レシピを見るときに実践すると、料理のレパートリーが一気に広がります。
食べることが好きな人はぜひ試してみてください。
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